Study report by Tetsuya Takizawa from Hawaii
Donkey Mill Art Center / Holualoa Village
The tradional pigment and ink made from Kukui in Hawaii
Kukui顔料作り、釜で炭にしてみた。
焼成前殻つきナッツ469g-焼成後炭化物ナッツ5g 殻31g 混合13g 合計49g水性木版の顔料にもできるかテストします。
1つのみ約10分で取り出す。残りは約40分焼く。
さめてから開封し確認。
10分のもの。原型とどめ見た目は黒くなっているが触ると油分でしめった感じ。
つぶし紙にこすると茶色い、手が油でギトギトになる。
40分のもの。油分が溶けて液状になってから炭化したように見える。カリカリした炭。
アルミホイルが油分でテカテカになっている。
(左)アジアンマーケットで購入した、すりつぶすのによさそうな古い道具
(右)コーヒーの木で作ってもらった磨り棒
10分焼いたものを磨り潰し、ヤマト糊を混ぜるが、水をはじく為、界面活性剤を混ぜ練る。
水性インク。10分焼いたもの、40分焼いたもの。
水性木版。試し刷り。
グレーが40分焼いたもの、茶色が10分焼いたもの。
Japanese text ------------------------------------------------------
* He could agree with me to introduce his study report with his photographs.
Now on the way to translate into English...
Now on the way to translate into English...
Kukui顔料作り、釜で炭にしてみた。
3 July 2017
HAWAIIの伝統的な顔料つくり。テスト。
殻ごとのものは炭化すると殻とナッツは容易にはがれるようになるが、割れた殻の炭が混入しやすい。(殻の炭はハンマーでも容易に粉砕できないくらい固い)
ナッツとりだすのにこれだけで4時間。割るだけなら15分くらい?
焼成前ナッツのみ334g-焼成後ナッツのみ炭化物34g
焼成前殻つきナッツ469g-焼成後炭化物ナッツ5g 殻31g 混合13g 合計49g水性木版の顔料にもできるかテストします。
原料はKukui。ナッツ部分を取り出す。割り取り出すが、ナッツが実からはがれづらい。
写真のようにきれいに取れるのは20個に1個くらい。
割っただけの殻つきと、ナッツのみの物2種類でテスト。
アルミホイル2重にくるみ、WAUKE蒸しの際に火の中に入れる。
包み5つに分けて。
1つのみ約10分で取り出す。残りは約40分焼く。
さめてから開封し確認。
10分のもの。原型とどめ見た目は黒くなっているが触ると油分でしめった感じ。
つぶし紙にこすると茶色い、手が油でギトギトになる。
40分のもの。油分が溶けて液状になってから炭化したように見える。カリカリした炭。
アルミホイルが油分でテカテカになっている。
3 july 2017
Hawaiiの伝統的kukui インク作り、続き。
朝、kukui のレイを見せてもらう。
Kukui は調味料、蝋燭としても使われていたことを聞く。乳鉢で磨り潰すが、乳鉢の棒が使いづらい。そこで5分ほどでHiroki Morinoue さんがコーヒーの木で磨り棒作ってくれた。すごく使いやすい!
40分焼いたものは黒色粉末に。10分焼いたものは茶色い粘性のあるインクになりました。
Kukui は調味料、蝋燭としても使われていたことを聞く。乳鉢で磨り潰すが、乳鉢の棒が使いづらい。そこで5分ほどでHiroki Morinoue さんがコーヒーの木で磨り棒作ってくれた。すごく使いやすい!
40分焼いたものは黒色粉末に。10分焼いたものは茶色い粘性のあるインクになりました。
黒色粉末はアラビアゴムなかったのでヤマト糊で練り、水性木版用のインクに、透明感のあるグレー。茶色い粘性物は油の為、ヤマト糊と混ぜた後界面活性剤を混ぜて、水性インクに、透明感のある茶色。試し刷りしてみました。
Kukui ナッツの炭(左)アジアンマーケットで購入した、すりつぶすのによさそうな古い道具
(右)コーヒーの木で作ってもらった磨り棒
40分焼いたもの。
(左)磨り潰す。(右)磨り潰し後。
(左)磨り潰す。(右)磨り潰し後。
10分焼いたもの。
(左)まだ原形をとどめ、潰すと油が滲み出る。
(右)磨り潰す。
10分焼いたもの。磨り潰す。磨り棒。油がすごい。(左)まだ原形をとどめ、潰すと油が滲み出る。
(右)磨り潰す。
10分焼いたもの。
(左)何も混ぜずに磨り潰しただけのもの。
(右)磨り潰し後のものにヤマト糊混ぜたもの。
(左)何も混ぜずに磨り潰しただけのもの。
(右)磨り潰し後のものにヤマト糊混ぜたもの。
40分焼いたもの。
(左)磨り潰し後。(右)磨り潰し、ヤマト糊で練る。
試し刷り。水性木版。(左)磨り潰し後。(右)磨り潰し、ヤマト糊で練る。
10分焼いたものを磨り潰し、ヤマト糊を混ぜるが、水をはじく為、界面活性剤を混ぜ練る。
水性インク。10分焼いたもの、40分焼いたもの。
水性木版。試し刷り。
グレーが40分焼いたもの、茶色が10分焼いたもの。
Japanese text ------------------------------------------------------
13 June 2016
Kukui(Candlenut).からハワイの伝統的な黒が作られると聞き、色つくり、結局、実が若すぎたのか、量が少ないのか色が薄すぎ、明日再トライ。
黒インク博士情報
I have never heard of Kukui, so I checked Wikipedia (English), which
mentions "ink for tattoos from charred nuts". The nuts are oily and
oil can be charred to a kind of lampblack, a black pigment with a high carbon
content. I would be interested to learn what the Japanese printmaker does.
Wikipedia in Japaese
「樹皮からは赤色の染料が取れる。」
Wikipedia in English
「英語には実からはタトゥーのインクが作られる」